2016年8月8日

カイロプラクティックとは?

カイロプラクティックとは?

カイロプラクティックとは、神経バランスを整える治療法です。

良く、首や腰を捻じって「ボキボキ」するやつでしょ?

と患者様に言われますが、もちろんその様なテクニックもありますが、

骨が「ボキッ」と鳴っても鳴らなくても、神経のバランスが整えば治療は成功であり、整わなければ治療は失敗となります。

また、神経バランスが整っていない部分を探すのが技術者の腕であり、神経バランスを整える技術は簡単です。

 

神経バランスってなに?

神経とは、筋肉を動かしたり、内臓が無意識に働いていたり、痛みやしびれを感じるなど、脳とその部位を結ぶ線だと思ってください。

神経が切れれば、手が動かない(マヒ)や内臓が働かない、痛み自体感じないなどの障害が現れます。

神経バランスが崩れるとは、神経が切れるまではいかないけれど、障害され、筋肉が弱くなったり、筋肉がずっと硬い状態になったり、骨格が歪んだり、内臓の働きが弱まったり、痛みやしびれを感じるなどの症状が現れます。

根本原因と結果(症状)の順序

根本原因と結果(症状)の順序

 

神経バランスを崩している原因の場所をサブラクゼーションと言う。

サブラクゼーションという言葉は初めて聞くかもしれませんが、カイロプラクティックは、このサブラクゼーションを見つけ出し、治療する事となっています。

上記で説明した神経バランスを崩している部位(背骨や骨盤、股関節、膝関節、肘関節など)をサブラクゼーションと言います。

例えば、腰の骨の4番目にサブラクゼーションがある。という言い方をします。この場合、腰の4番目のサブラクゼーションを取り除き神経バランスを整える事がカイロプラクターの役目です。

神経バランスを整える(サブラクゼーションを取り除く)と、今まで力が入らなかった筋肉がしっかりと働く様になったり、身体の歪みが整ったり、痛みやしびれが治ったり、お腹の不調やめまいが治ります。

 

カイロプラクティックの地位

カイロプラクティックは現在40カ国で法制化され、WHO(世界保健機構)では、代替医療として正式に認められています。

カイロプラクティック発祥のアメリカでは、筋骨格系と神経系疾患に特化した医療であるとされています。カイロプラクターは薬物/手術療法はせず、独自の手技療法を治療の主な手段とし、検査、診断と治療を行い、幅広い診断知識を有し、手技療法に加え、理学療法やリハビリ、栄養/食事指導や生活習慣の指導も行っています。州の法律に規定された業務範囲以外の治療や検査が必要な場合、他の医療機関を紹介します。

アメリカでは”ドクター(医師)”としてこのような社会的役割を果たしているのがカイロプラクティックの現状です。

残念ながら、日本は法制化されていないため、医学的知識の乏しい方や、骨を意味もなく「ボキボキ」鳴らしてカイロプラクティックと称する整体院が数多くあり、あまり良い認識にはなっておりません。しっかりと勉強されている先生を探す方が難しい程少ない現状です。

 

カイロプラクティックの適応症

腰痛(急性・慢性)、椎間板の問題、肩こり、頭痛、頚部痛(寝違え、ムチウチなど)、背部痛、上・下肢の痺れ(頚肩腕症候群、坐骨神経痛など各種神経痛)、四肢の痛み(肩・肘・手・股・膝・足)など筋骨格運動系症状 、ストレスによる自律神経の障害

自律神経失調、高・低血圧、めまい、不眠、慢性疲労、冷え性、虚弱体質、側弯症、あごの問題(顎関節症)、五十肩、生理痛など月経関連症状、胃弱・便秘・下痢など内臓機能低下、不妊傾向

ストレス解消、老化予防(アンチエイジング)、風邪予防(免疫力向上)、症状再発・進行予防、健康維持管理能力向上、姿勢改善、骨盤調整(出産前後)、バランスアップ、パフォーマンス向上(スポーツ、芸能)、出産前後の体の変調、交通事故後の体の変調

 

カイロプラクティックの種類

カイロプラクティックにはいつくか種類があります。

  1. ディバーシファイド・テクニック
  2. Extremity manipulating/adjusting
  3. アクティベータ・メソッド
  4. トンプソン・テクニック
  5. ガンステッド・テクニック

上記が有名なテクニックで世界のカイロプラクティック・ドクターが使っている治療法です。

それぞれ、特徴があり、しっかりとした治療理念や、治療実績、研究実績があり、とても良いテクニックですが、一番大切なのは、「診断力」です。

どんなに、優れたテクニックを知っていても、意味のない部分を治療しても決して良くなりません。

「診断(日本では評価)」・「問診」を徹底している先生に出会う事がカイロプラクティックを受けるにあたって重要です。

当院は、上記のテクニックの中で、最新かつ、研究論文数がトップ、そして「ボキボキ」したり身体を捻じったりしないため、治療による負担が一番少ないアクティベーターメソッドを採用し、日々治療に当たらせて頂いています。

アクティベーターメソッドも「問診」・「診断」を失敗すると、治療効果はなく、意味のない治療になってしまいます。当院は、徹底した問診と見立てを行い、細心の注意を払い施術させて頂きます。

 

アクティベーターメソッドのより詳しいページはこちら。