患者主訴
- 右肩こり
- 右腰部痛
- 右臀部(でんぶ)おしりの痛み
- 右股関節痛
- 右足関節(右足首)の痛み
- 右半身ばかり悪くなる
- 右歯茎の痛み
最初痛みが出たときに整形外科を受診。レントゲンをとるも異常はなし。湿布の投薬で様子をみましょうとの事。
2年間経っても治らず、どんどん痛みが増すために当院へ受診されました。
検査初見
- パトリックテスト陽性
- 右股関節内外旋時の疼痛及び可動域制限
- 右頚肩、左頚肩部ともに筋緊張
- 歩行時の股関節と足関節の疼痛
- 右臀部(殿部)の筋緊張・トリガーポイント形成
- 筋機能の左右差はあまりなし
治療
左PD(左短下肢)、ポジション2で左がさらに短くなるため、ポッシビリティー2で確定。
- 右腰椎4番目(L4)の矯正
- 右第1胸椎(T1)の矯正
- 右第7頸椎(C7)の矯正
上記3つの矯正で下肢長差(足の長さ)はポジション1、2ともにイーブン・イーブンとなる。そのほかに、
- 仙骨右外方の矯正
- 右股関節内・外旋の矯正
- 右股関節外方の矯正
- 右恥骨下方の矯正
治療後
歩行を試してもらうと、股関節及び足関節の痛みが消失。
腰痛、肩こりも気にならないという。
次回1週間後に設定し終了。
右足及び右手、骨盤部を支配している神経がお休みしている事で、右足を支持している筋力低下を招き、痛みが出現し、身体の歪みを形成している状態でした。このまま放置すると、変形性股関節症、腰椎症、頚椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症になる可能性が高く、早くカイロプラクティック治療ができたのが幸いです。
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