アスリート(プロサッカー選手)の膝の痛み・症例報告

本日もJリーグのプロサッカー選手に来院していただきました。

スポーツ選手にどの様な治療をしているか、同業の先生方から質問が多い点と、スポーツをしていて痛みに悩んでいる方が当院の様な治療をしている現実を知って頂き、少しでもお手伝いできればと思い記事にさせて頂きます。

自覚症状

1.腰痛(たまに)

2.左膝の痛み(3週間前から膝の痛みに加え腸脛靭帯部の痛みがあると言います。)具体的に、靴を脱ぐ際にかかとを反対の足に当てて脱ごうとすると痛む。それと、左足を軸に右足でボールを蹴ると痛む(実際に蹴らなくても動作をすると痛む)。

検査

まず、仰向けで神経エラーのある場所を大まかに検査

PCRT療法の検査を併用し、患者にも神経エラーがある部位を筋肉反射テストにて実感していただく。

左足首、左膝、左股関節、胸椎、頚椎の神経エラー(神経関節機能障害)を判断

施術

アクティベーターメソッドを第1に選択

左膝内方と胸椎6番、胸椎1番、頚椎7番の神経関節機能障害を特定し調整(ベーシック)。

股関節、膝関節、足関節をさらに深い検査し、反応が出る場所を調整。

うつぶせでの施術終了後仰向けで再検査

アクティベーターメソッドの概念にはない方向性や軸(2つの関節以上)の神経エラーを調整。

施術後仰向けの状態で痛みのでる動きのイメージをしてもらい身体の異常反応は出ないため、神経関節機能障害のみの施術で本日は終了。

施術後、施術前の痛みが出る動作をして頂いたところ全て取れたため大変喜んでくださいました。

次回来院時にどのくらいのエラーがぶり返しているかで施術のスタイルを少し変更する可能性はあります。

最後に

長年の痛みやしびれ、こりの場合、必ず身体の神経系に異常があります。筋肉や関節の「痛み」や「しびれ」「こり」なのに神経?と思うかもしれませんが、神経が身体の筋肉や内臓、ホルモン、免疫などの調節を行っている司令塔です。その神経系の異常を一つ一つ検査し、悪いところを明確にし、正常にすることで今まで悩んでいた痛みやしびれ、こりから開放されます。

もし、お悩みの症状があれば、当院へご相談ください。必ずお力になれると思います。