フォーカルジストニア、イップスに悩むミュージシャンの症例報告

40歳代、男性、

職業・学校・スポーツ→ミュージシャン

①どの様な症状改善したいですか?

フォーカルジストニア、耳鳴り

②その症状はいつ始まり、石井堂に来院されるまでどのくらい症状をかかえていましたか?

フォーカルジストニアは2年半前から。耳鳴りは15年前から。

③どのくらいの頻繁でその症状を感じますか?

ジストニアはスティックを持った時特に。耳鳴りは常に。

④その症状のために日常生活で支障をきたしていますか?

演奏ができない。

⑤その症状が最も強くなるときはどのような時ですか?

⑥その症状が最も軽減するときはどの様な時ですか?

⑦石井堂で治療を受けるまでの症状の経過はどうですか?

変化がない。

⑧今回の症状で当院に来院される前に受けた他の医療機関はどこでしたか?通院期間はいつからいつまでで、何回でしたか?

大学病院、整骨院、鍼灸院、心理カウンセリングなど10カ所程通院。

検査名→レントゲン、触診

診断名→フォーカルジストニア

治療法名→漢方

⑨その他過去6ヶ月で出現した事のある症状はありますか?

  • ゆううつ
  • 不安
  • イップス
  • 仕事、家事、学業ができない
  • 耳鳴り

⑩当院を受診された動機は何ですか?

色々と試してみたかったから

⑪今、お悩みの症状が解決した後、あなたはどんな事をしたいですが?

仕事

施術内容

患者様と施術者の相談の上、アクティベータメソッド+PCRT(心身条件反射療法{コーチング要素介入})の施術に決定しました。

施術

患者様が私に伝えた施術の目標は、「スティックを握った時、演奏中、スムーズに何の違和感もなしに行えるようにしたい。」でした。

  • スティックを握るイメージで陽性反応
  • 実際の演奏イメージで陽性反応
  • 手を握る動作で陽性反応
  • 左肩甲骨の刺激で陽性反応
  • 不安、おちこみで陽性反応
  • おちこみで陽性反応

機能評価では

  • 筋骨格系
  • 自律神経系
  • メンタル系

が陽性反応を示しました。

アクティベータメソッド及び、PCRT的ハード面(肉体への刺激)の調整で手を握る動作及び左肩甲骨の陽性反応は陰性へ。

PCRT的ソフト面(精神面、心理面)で信念(~すべきというご自身のルール)の【探求心】で陽性反応。【苦手な身体の動かし方を克服しようとした。】で陽性反応。調整し陰性反応へ。

上記調整後、症状イメージ及び不安の陽性反応が陰性になりました。

おちこみの陽性反応は制限時間になり次回で持ち越しになりました。

施術後は、筋骨格系・自律神経系が10→5へ。メンタル系が10→7。

本人も、ジストニアを最初発症したのが、身体の動かし方を改善しようとしたときに発症したとので納得されていました。

イップス、ジストニアは世間一般的に、治療できないと思われがちですが、脳の誤作動記憶に着目した施術をすれば、改善する事が可能になります。

当院は、結果でなく本質的な原因(無意識に形成した脳の誤作動記憶)を特定し、身体に不調がおこらないように調整します。

無意識に不調になるパターンで学習記憶された脳(脳は身体の筋肉の硬さを無意識に決め、各筋肉に命令を出しています。)は、中々自分でそのパターンから抜け出す事が難しい様です。その際は、当院の様な【不調になるパターンから抜け出し、健康になるパターンの再学習する施術】が必要です。

当院の詳しい施術内容の説明はこちらをご覧ください。

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